携帯で読書

パケット定額制が登場してからのことですが、携帯向けの電子書籍を提供しているサイトが増えていますね。
auでも色々なサイトが電子書籍を配布しており、小説やコミックに写真集や実用書など、結構色々な種類が出ています。
少し前にWINに機種変した頃にauがちょうどキャンペーンを行っていて、無料で数冊ダウンロードできるようになっていました。せっかくだからとコミックと情報誌を2冊ずつダウンロードし、読んでみることに。

読む前は「テキストが多い実用書や小説などは良いだろうけど、携帯の狭い画面でコミックはどうなんだ?」と思っていたのですが、意外にもコミックは割と読みやすく、逆に情報誌の方がイマイチに感じられたのです。
ただし、これはコミック・情報誌という形態のせいではなく、携帯用として落とし込む時の気の配り方や、それらを閲覧する時に使うリーダーアプリの出来にかなり左右された結果なのです。

コミックの方は一コマを画面一杯に表示させ、ボタンを押すごとに次のコマにスクロールさせていくという作りで、何かイベントがあるときは画面を揺らしたり、バイブで携帯自体を震わせてみたりと内容にそって細かに作りこんでいる印象です。
しかし情報誌の方は携帯向けサイトのようなものをそのままアプリに落とし込んだ感が強く、リーダー用のアプリも動作がモッサリしているくせにページ送り用のキーアサインがなかったりと使い勝手もイマイチで、現状のままではお金を払ってまで買おうとは到底思いませんでした。

8,000万人が利用している携帯ですので、マーケットとしてはかなりの規模です。暇な時にちょこちょこといじることが多い携帯で快適に読めるよう配慮して作ってくれれば、携帯向け電子書籍はそれなりの売り上げになると思うんですが、出版社としてはあまり力を入れてないんですかね?

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